本邦初公開!『バックラッシュ!』配本ペースはいかほど?

 こんにちは、みなさま。木曜日はわれらが双風舎谷川社長の登場です。今回は『バックラッシュ!』出版以来の毎日の出荷数を教えてくれるようです。これこそ双風舎2.0。

 じめじめした梅雨も、ようやく明けそうですね。
 もうすぐ暑い夏がやってくるのですが、カンボジアに長期滞在した私は、しばしば「日本とカンボジア、どっちが暑い?」と聞かれます。暑さの質が違うので、一概には答えられません。
 同国のもっとも暑い時間帯は昼過ぎです。平均して35度くらいで、40度オーバーの日もありました。そんな暑い時間帯は、役所も民間会社も、だいたい2時間くらいの昼休みをとります。帰宅して、シャワー浴びて、飯くって、昼寝して、ふたたび出社します。
 日中、出歩いているのは、外国人観光客と外資系の会社で働いている人くらいでしょうか。私がやっていた旅行会社では、観光客にも「カンボジアでは日本人も昼寝をするもの」と説明し、かならず昼寝の時間をもうけていました。調子に乗ったら、あとの祭りです。
 暑い国ですが、多くのひとは長袖シャツを着ていたりします。焼けるような暑さに見舞われると、衣服を一枚多く着ていることの暑さよりも、一枚多く着て地肌が直射日光から遮られることのすずしさのほうが、優先されたりするのです。
 同国に滞在しているときは、年に一度のペースで帰国していました。時期は毎回、冬を選びました。成田に降り立ったときの凍えるような寒さがとても新鮮で、一度経験したら、やみつきになってしまったのです。とはいえ、同国に冬服など持っていっていないので、帰国ゲートを出てからが寒くて参りました。
 本格的に帰国して体験した、ひさびさの日本の夏(東京の夏)の第一印象は、「蒸し暑い」でした。いまの時期の蒸し暑さだけでなく、冷房の室外機と街の水分がかもしだすムンムンとした空気が、なんともいえず不快でした。さすがに4年が経過すると、そんな空気にも慣れるものですが……。


 さて、私もネタ切れの危機に陥っていることから、前フリで字数をかせぐ作戦を実行してみました。今回は、『バックラッシュ!』が日々、どの程度出荷されているのかという数字をお知らせします。
 まず、初版発行部数は5000部でした。で、6/26に4166冊ほどが、全国の書店に配本されています。以下は、6/27から昨日までの、日々の出荷数です。行数をかせぐため、日付ごとに改行します。笑


 6/27 11
 6/28 3
 6/29 39
 6/30 265
 7/01 2
 7/03 53
 7/04 80
 7/05 11
 7/06 17
 7/07 18
 7/10 33
 7/11 17
 7/12 44
 7/13 9
 7/14 58
 7/18 93
   計 753


 つまり、現在までに「初回配本4166+それ以降の出荷数753=4919冊」を出荷していることになります。これに、著者献本とメディアへの献本などの60冊がくわわり、初版分の在庫は20冊くらいになりました。まあ、初版で刷った分は一度、世に出回ったということですね。したがって明日以降は、重版2000部分を世に送り出すことになります。
 6/27以降の出荷の傾向は、お客さんが書店で注文する「客注」の数が、いつもの双風舎の本よりも断然多くなっている点です。上記のうち50冊は「客注」です。あと、首都圏外の大学生協から、平積み用に新規の注文をいただく機会も多いです。学生さんが宣伝してくれているのかもしれませんね。ありがたや、ありがたや。
 もうひとつの傾向は、初動(売り始めた直後の動き)は『限界の思考』よりもよくなかったものの、「客注」の受注傾向からいえることは、着実にじわじわと売れている様子です。まあ、ほとんど広告をうっていないのに、よく健闘していると思われます。このブログ、そして読者の皆さんに、ほんとうにお世話になっております。
 初版の配本以降、1日平均で50冊を出荷しており、そのペースがおとろえていません。これは、出版社にとっては嬉しい傾向です。今後の課題は、さらなるパブリシティー工作であり、どこかで書評などを掲載していただけないか、いろいろと画策しているところです。ちなみに『チマ・チョゴリ制服の民族誌』は、朝日新聞などを含めて、多くの書評が掲載された結果、初版の1000部がそろそろ在庫切れになりそうです。

 なるほど、これは嬉しい話です。もっとブログで宣伝して、みんなで『チマ・チョゴリ制服の民族誌』をベストセラーにしよう!(ウソ) ついでに翻訳して、カンボジア進出だ!(ウソ2.0)